カタンの発展カードは、資源を使って購入できる強力なカードだ。種類によって効果が大きく異なり、使うタイミングによってゲームの流れを左右する。この記事では各カードの種類・枚数・基本的な使い方を解説する。
この記事で分かること
- 発展カードの購入コストと基本ルール
- 種類・枚数の一覧
- 各カードの効果と使い方のポイント
- 伏せカードが相手の評価に影響する理由
発展カードとは
発展カードは、小麦・羊毛・鉱石を各1枚支払うことで購入できるカードだ。山札から1枚引き、内容は自分だけが確認できる。
基本ルール
- 購入したターンには使用できない
- 1ターンに使用できるのは1枚だけ
- サイコロを振る前でも後でも使用できる(手札が7枚ある状態でサイコロ前に騎士カードを使うと、資源を1枚奪うことでバースト圏内に入る場合があるため、あえてサイコロ後に使う場面もある)
- 使用したカードは表向きにして手元に置く
- 発展カードはバーストの計算に含まない(手札の資源カードとは別扱い)
- 山札がなくなると購入できない
発展カードの内訳
| 種類 | 枚数 |
|---|---|
| 騎士カード | 14枚 |
| 街道建設カード | 2枚 |
| 発見カード | 2枚 |
| 独占カード | 2枚 |
| ポイントカード | 5枚 |
| 合計 | 25枚 |
パギゴン25枚しかないから、後半になると山札が少なくなってくるよ。欲しいカードを引けるかどうかも運のうちなんだよね。
各カードの解説
騎士カード(14枚)
盗賊を任意の地形に移動させ、そこに隣接する相手プレイヤーから資源を1枚奪うカードだ。発展カードの中で最多の14枚が入っている。
騎士カードを3枚使用すると「最大騎士力(騎士賞・ラージェスト)」を獲得でき、2勝利点が得られる。最大騎士力は使用枚数が最も多いプレイヤーが保持し、上回られると移動する。
基本的には盗賊を自分の地形から移動させたいタイミングや、トップのプレイヤーを抑えたいときに使う。実践的な使い方や最大騎士力を狙う戦略については別記事で詳しく解説する。
街道建設カード(2枚)
無償で街道を2本建設できるカードだ。資源を使わずに街道が引けるため、最長交易路(道賞・ロンゲスト)を狙う場面や新しい建て先を確保したいときに強力だ。
基本的には即使いが正解
街道建設カードは伏せたままだと相手から推定1点としてカウントされる。特別な理由がなければ、使えるタイミングでさっさと使ってしまった方が良い。
温存が有効な2つのケース
① 他プレイヤーの建て先を奪う場合
街道建設で一気に街道を伸ばし、他プレイヤーが狙っている建て先に開拓地を建てる動きができる場合がある。その場合は開拓地建設に必要な資源が揃うまで温存することもある。
ただし、特別な理由なく他プレイヤーの建て先を潰すとヘイトが溜まりやすく、試合を諦めてでもこちらを潰しにくるリスクがある。基本的にはおすすめしない動きだ。
② 最長交易路で瞬間10点を狙う場合
街道建設を使うことで最長交易路(道賞)が取れる可能性がある場合、すぐに使わず出目が噛み合うタイミングを待つ選択肢がある。道賞の2点で一気に10点に到達できるなら、その瞬間的なアガりに賭ける価値がある。ただし、道賞を奪ったとしても10点に届かない状況では温存する意味は薄い。



街道建設は2枚しかないから、引いた時のインパクトが大きいよ。でも伏せたままだと相手に「あいつカード持ってる」って警戒されるから、基本は早めに使っちゃおう。
発見カード(2枚)
任意の資源を2枚獲得できるカードだ。同じ資源を2枚でも、異なる資源を1枚ずつでも選べる。
手に入りにくい資源を補うのが基本
発見カードは自分の配置で不足している資源を補うのに使うのが効率的だ。鉱石が弱い配置なら都市化のために鉱石2枚、道材が弱い配置なら道材を2枚、といった使い方が典型的だ。
基本は早めに使う
独占カードと違い、発見カードは終盤まで抱える価値は低い。伏せたままだと推定1点としてカウントされてしまうため、序盤〜中盤はさっさと使ってしまった方が良い場面が多い。
使うタイミングとしては、手札が少ない状況よりも手札が多く選択肢が広い状態の方が良い。開拓地建設と都市化が同時にできるなど、一気に飛び出せるタイミングで使うと効果的だ。
独占カード(2枚)
資源の種類を1つ宣言し、全プレイヤーからその資源をすべて奪うカードだ。発展カードの中で最も強力なカードの1つで、タイミングが噛み合えば最終盤面で一気に2〜3点を伸ばせる可能性がある。
序盤に引いても終盤まで抱える価値がある
他のカードと異なり、独占は温存する価値が高い。終盤に全員が資源を抱えたタイミングで使うと大量獲得につながる。防衛独占(トップのアガりを止めるためだけに使う独占)に回さなければならない状況もあるが、形勢が有利な場面で使用して一気に勝負を決めに行ったり、最後の決め手として大切に持っておくなどの使い方ができる。
使い所が最も難しいカード
何を独占するかの判断が難しい。単純に自分が欲しい資源を取る場合もあるが、トップのプレイヤーが多く持っている資源を抜いて止めなければならない場面もある。何を独占するべきかは卓内で相談が必要になることもある。
効果的に使うためには、盤面全体でどの資源が何枚くらい存在するかを把握する「カウンティング」の技術が役立つ。独占を使っても1枚も資源を奪えないことを「空打ち(からうち)」といい、初心者にありがちな失敗だ。



独占は本当に強くて、うまく決まった時のパワーと爽快感がすごいよ。でもタイミングを間違えると空撃ちになったり、本来使いたくない場面でも使わないといけない場面があるから、使い所の判断がカタン上級者への第一歩だと思うよ。
ポイントカード(5枚)
持っているだけで1勝利点が得られるカードだ。使用するのではなく、手元に持ち続けることで点数になる。
ゲーム終了まで他のプレイヤーには公開しない。10点に達して勝利宣言をする時に初めて公開する。手元に伏せカードが複数枚あっても、その中にポイントカードが含まれているかどうかは相手には分からない。
伏せカードは推定点としてカウントされる
発展カードを購入すると、引いた直後の段階では何のカードかが他のプレイヤーには分からない。ポイントカードを引いている可能性も、強力な独占カードを引いている可能性もあるため、伏せカードは1枚につき推定1点相当として相手の強さ評価に含められるのが基本的な考え方だ。
騎士カードであっても、最大騎士力(騎士賞)を狙える枚数に近づいている場合は強さの評価に含める必要がある。また、自分のタイルに盗賊がいるのにカードで移動させない場合、「騎士カードを持っていない」と判断される材料にもなる。
使えるカードはめくって推定点を下げる
カードを使用することで「ポイントカードではなかった」と判明し、相手からの推定点が下がる。強く見られたくない場合は、使えるカードを積極的に使って伏せカードの枚数を減らしていくのが有効だ。
特に騎士カード・発見カード・街道建設カードは使えるタイミングでさっさと使ってしまった方が良い場面が多い。独占カードだけは例外で、終盤まで温存する価値がある。
ただし、すでに騎士カードを複数枚使用していて騎士賞獲得が見えている状況では、伏せカードが騎士カードである可能性も含め、騎士賞を獲得した場合の想定も評価に加味すべきだ。



伏せカードが多い人って、周りから「あの人何点持ってるんだろう…」って警戒されるんだよね。カードを使って伏せを減らすと、その分プレッシャーが下がって動きやすくなることもあるよ。
よくある質問
まとめ
- 発展カードは小麦・羊毛・鉱石を各1枚で購入。購入したターンは使用不可
- 全25枚:騎士14枚・街道建設2枚・発見2枚・独占2枚・ポイントカード5枚
- 騎士カードを3枚使うと最大騎士力(2点)を獲得できる
- 伏せカードは相手に推定1点としてカウントされる
- 騎士・発見・街道建設は基本的に早めに使う。独占は終盤まで温存する価値がある [/ボックス]
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