カタンの数字チップと確率の関係を初心者向けに解説する。どの数字が出やすいのか、どの地形に隣接すれば資源をたくさん得られるのか、確率の仕組みを理解するだけで初期配置の質が大きく変わる。
- 数字チップの確率一覧(2〜12)
- 出やすい数字・出にくい数字の見分け方
- 確率を活かした初期配置の考え方
- 2・12の数字チップの正しい評価のしかた
カタンのダイスと確率の基本
カタンでは毎ターン、6面ダイスを2個振る。出目は2〜12の11種類だが、それぞれの出やすさ(確率)は大きく異なる。
2個のダイスで出る組み合わせは全部で36通り。この36通りのうち、特定の数字が何通りの組み合わせで出るかが確率の基本だ。
数字ごとの確率一覧
| 数字 | 出目パターン数 | 確率 |
|---|---|---|
| 2 | 1通り | 約2.8% |
| 3 | 2通り | 約5.6% |
| 4 | 3通り | 約8.3% |
| 5 | 4通り | 約11.1% |
| 6 | 5通り | 約13.9% |
| 7 | 6通り | 約16.7% |
| 8 | 5通り | 約13.9% |
| 9 | 4通り | 約11.1% |
| 10 | 3通り | 約8.3% |
| 11 | 2通り | 約5.6% |
| 12 | 1通り | 約2.8% |
パギゴン36という数字は「6×6」で出てくるよ。ダイス1個の目が6種類で2個分だから6×6=36通りってことだね。覚えておくと計算しやすいよ!
なぜ7が最も出やすいのか
7が出る組み合わせは「1+6、2+5、3+4、4+3、5+2、6+1」の6通り。これが36通りのうちで最多だ。7が出ると、手札が8枚以上のプレイヤーは半分没収(バースト)され、さらに盗賊を任意の場所に移動させられる。最も出やすい数字にこれだけの効果が重なることで、手札管理や盗賊配置が常にゲームの緊張感を保つ仕組みになっている。
数字ごとの組み合わせを視覚的に理解する
確率表を眺めるだけでは実感しにくいため、ダイスの出目パターンを図で整理する。


縦軸と横軸にそれぞれダイスの目(1〜6)を取り、合計が一致するマスを数えると出現数がひと目で分かる。6と8は各5マス、2と12は各1マスとなる。この図を頭に入れておくと、数字チップを見たときに確率感覚が直感的につかみやすくなる。
6と8が最強の理由
7を除いて最も出やすい数字は6と8(各5通り)。36回中それぞれ約5回出る計算で、最も資源の生産を期待できる数字だ。
初期配置で6や8の数字チップが置かれた地形に隣接できると、安定した資源収入が期待できる。
6・8の強さを実感する比較
| 数字 | 出目パターン数 | 確率 |
|---|---|---|
| 6・8 | 5通り | 約13.9% |
| 5・9 | 4通り | 約11.1% |
| 2・12 | 1通り | 約2.8% |
2や12に隣接した地形は、ゲーム中ほとんど資源が入らないことも珍しくない。2・12の数字チップには大きな期待をしてはいけない。
2と12の扱い方
2と12は各1通りしかなく、36回に1回しか出ない計算だ。試合中に1度も出ないこともある。数字単体の期待値で見ると、2・12は明確に弱い数字だ。
ただし、配置は数字1枚だけで決まるわけではない。開拓地は必ず複数の地形に隣接するため、2・12に触れる場合でも周囲の数字や資源が良ければ交点全体として十分な価値を持つことがある。
また、そこを1軒目に置いた後の展開も判断材料になる。次の建て先として港付きで6や9といった強い数字に触れられる盤面であれば、2・12を含む場所を選ぶ積極的な理由になり得る。
2・12は単体ではなく、周囲の数字・資源・次の建て先を含めた盤面全体で評価することが大切だ。



「2と12は弱い」は正しいんだけど、次の建て先で強力な場所が取れる展開だったりすると話が変わってくるんだよね。数字1枚じゃなくて盤面全体で考えてみてね。
確率から見た初期配置の考え方
狙うべき数字の優先順位
確率だけで考えると、狙うべき数字の優先順位はこうなる。
- 6・8(5通り):最優先
- 5・9(4通り):次点
- 4・10(3通り):補助として
- 3・11(2通り):おまけ程度
- 2・12(1通り):期待しない
出目パターン数の合計で配置を評価する
自分の開拓地が隣接する数字チップの出目パターン数をすべて合計すると、資源収入の期待値を大まかに評価できる。
例:1軒目の開拓地が隣接する地形の数字チップが「6・9・4」の場合
- 6 → 5通り
- 9 → 4通り
- 4 → 3通り
- 合計 → 12通り分
この合計が多いほど、1軒あたりの資源収入が多い。個人的な感覚として、1軒目は合計12以上あると強い交点と言える。2軒目は10以上あれば十分な水準だ。ただし資源の種類バランスも重要なため、合計数だけで評価しないことが大切だ。


数字の偏りとゲーム展開
確率はあくまで「長期的な期待値」だ。実際のゲームでは短期的な偏りが生じることがある。
よくある偏りのパターン
- 「6・8が全然出ない……」という展開
- 「2ばかり出る」という展開
これはダイスの運によるもので、数試合単位で見れば理論値に近づいていく。確率の高い数字に隣接していれば、長期的には有利というのは変わらない。
7が出たときの影響
7は最も出やすい(36回中6回)。手札が8枚以上あるとバーストのリスクがあるため、資源の生産力が高いプレイヤーほど手札管理が重要になる。
よくある質問
まとめ
- ダイス2個の組み合わせは全36通り
- 出やすい順:7(6通り)> 6・8(各5通り)> 5・9(各4通り)
- 初期配置では6・8を最優先で狙う
- 出目パターン数の合計が多い場所ほど資源収入の期待値が高い
- 2・12は基本的に避ける数字だが、盤面の状況次第で触れに行く判断もある
確率の仕組みを理解すると、初期配置の判断に一つの基準ができる。次のステップとして、確率と資源バランスを両立した初期配置の考え方も学んでみよう。







